ささめ税務会計事務所が目指すもの
当事務所は、会計・税務面から、生活・文化・芸術領域のスモールビジネスを行っている皆さまをサポートすること通じて、豊かな社会づくりに貢献することをミッションとしています。
「もっと速く、もっと大きく、もっと多く！」
これまでの私たちは、右肩上がりの経済成長、際限なき規模拡大、徹底した効率化・合理化を目指し一定の成果を上げ、私たちの暮らしはどんどん「豊かに」なってきました。その一方で、人口の減少、地球環境の汚染、経済格差の拡大、過労死などといった社会の諸問題は噴出しており、もしかすると「飽くなき成長、拡大を永久的に追い求める」大がかりな社会システムは既に機能不全に陥り始めているのかもしれません。
また、私たちひとりひとりのあり方に目を向けてみると、高齢化社会の進展を背景とした「人生100年時代」が到来しており、これまで一般的であった「教育、仕事、引退」という人生の3ステージモデルも、もはや当たり前のものではなくなりつつあります。今後は、私たちひとりひとりが、どこでどのように暮らしや仕事を営んでいくのかについて、その時々において自らが考え、選び取っていくことが必要となるでしょう。
このような時代において、私たちひとりひとりが、従来型の大規模な社会システムに組み込まれた一つのパーツとしてではなく、生涯にわたって自分らしさを希求し、自由でクリエイティブな活動（それはこれまでと比べて「遅くて、小さくて、少ない」ものだったり、一見「無駄なもの」「役に立たないもの」かもしれませんが）を展開していくことが、本当の意味で豊かな社会につながっていくものと信じています。
当事務所は、そうした生活・文化・芸術が持つクリエイティブの力を信頼し、会計・税務の専門性を通じて、クリエイティブな活動を追求する（あるいはこれから追求していこうとしている）皆さまを強力にアシストすることをミッションとして設立されました。
当事務所の名前でもある「ささめ」とは「すげ」や「かや」のような身近にあるしなやかな草のことで、昔の人々はささめを編んで蓑や筵にして日々の暮らしに役立てていました。また、「ささめ」には「細雪」のように細かい目という意味合いも含まれています。
ささめ税務会計事務所は、皆さまひとりひとりの自由でクリエイティブな「航海」に寄り添う身近な「水先案内人」として、しなやかできめ細やかなサポートを提供することを通じて、真に豊かな社会を実現する一助となりたいと考えております。